左義長

ドンド焼き、サイト焼き、ホッケンギョウなどともいう。

正月に行われる火祭の行事で、道祖神の祭りとしている土地が多い。

一般に小正月を中心に14日夜ないし15日朝に行われている。

日本では正月は盆と同様魂祭でもあり、

亡者への供養のために火祭りを行う。

左義長は子供の行事となっているところが多く、

正月の松飾り、注連縄(いめなわ)などを各家庭から集め、一定の場所で焼く。

この火は神聖な火とされ、餅や団子を焼いて食べたり、

灰を体にまぶしたりすると健康になるという。

子供達が前夜からわらなどで小屋を造ってここで飲食をともにして遊び、

最後に火を燃やす例もある。

秋田のかまくらなども左義長行事の一つである。

  コーワの家

     鷹栖

 

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