Q 乾電池にはマンガンとアルカリの2種類が

   ありますが、それぞれの特徴は?

A 電池工業会によりますと、アルカリ電池はテープレコーダー

やCDプレーヤー、電気カミソリなど、モーターを動かすものに

適しています。懐中電灯や時計などは、どちらでも構いません。

マンガン電池は使い続けると電圧が下がりますが、しばらく

休ませると、元に戻る特徴があります。アルカリ電池の方が容量

が大きいので長持ちしますが、値段も高くなっています。

 どちらもプラス極に二酸化マンガン、マイナス極に亜鉛を

使っているのは同じですが、マンガン電池は二酸化マンガンの

粉末を亜鉛の缶で包み込んでいるのに対し、アルカリ電池は

二酸化マンガンを固めた器の中に粒状の亜鉛が入っています。

電解液がアルカリ性なのでこの名前があります。

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