Q 畳は同じ方向に敷き詰めては

     いけないのでしょうか?

 A 大阪府畳商工業協同組合などに聞きました。

 通常の敷き方を祝儀敷き、同じ方向にそろえるのを

 不祝儀敷きと呼びます。不祝儀敷きは四隅が合うことから、

 「死」を連想し嫌われてきました。寺や大広間は不祝儀敷き

 です。戦前の大阪の借家は、建具と畳は店子の自前だった

 こともあり、引越しで持っていっても、畳がきちんと

 納まりました。最近は同じ六畳でも広さは様々で、部屋

 に合わせて畳がつくられています。敷きなおすことは

 難しいでしょう。

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