モデルハウス見学のポイント

  • モデルハウスって、現実味のないものが多くない?
  • 行くと帰してもらえなさそう!?
  • モデルハウスのどこを見れば良いの?
  • モデルハウスの上手な利用法を知りたい

住宅会社の目的に応じて、モデルハウスの有り様は変わります。

住宅展示場のモデルハウス

モデルハウス、と聞いてみなさんがまず思い浮かべられるのは、総合住宅展示場に色とりどりの住宅がずらりと並んでいる光景ではないかと思います。確かに素敵な家ばかりで、テンションもグンと上がるのですが、2軒、3軒と見ていくうちに、大抵の方の頭にはある疑問が浮かぶのではないかと思います。その疑問とは「それで、この家が私たちの予算で本当に手に入るの?」というものです。

答えを言ってしまうとそれは「No」です。住宅展示場にあるモデルハウスはほとんどが大きくて、素材や設備も最高級のものが使ってあり、モダンな家具が置かれ、ホテルのようなコーディネートがなされています。坪100万円以上は優にかかっているでしょう。

でも○○ハウスの家として展示しているのだから、少なくともこのテイストのものが手に入るはず、と素人は考えますよね。ところがところが。いざプランを依頼してみると、「お客様の土地に合うプランはこれですね」と間取りは縮小され、素材も「このご予算では」とグレードを落とされ、そうこうしているうちにどこにでもあるような家になってしまい、これで注文住宅?とがっかりしたという話は決して珍しいものではないのです。

なぜ、そのようなことが起こるのでしょうか。それは住宅展示場にあるようなモデルハウスは、あくまでも「見せる(魅せる)」ことを目的としているからです。広告などの世界で言うところの「つかみ」ですね。「つかみ」ですから、実際よりも少々デフォルメされていても仕方がないという考え方です。そのことをよく頭に入れて、冷静に見学しましょう。素材選びやコーディネート、設備等の参考にするのも良い方法だと思います。

 

夢が膨らむ住宅展示場、でもそのままが手に入るわけではありません。冷静に見学しましょう。


住宅地の中のモデルハウス

瑞樹団地に建つコーワの家のモデルハウス

住宅展示場とは違い、住宅地の中に建つモデルハウスもあります。コーワの家のモデルハウスが、まさにそうです。なぜそうしているのか、それは“お客様にこんな街に住んでいただきたい”と私たちが考えた場所に、モデルハウスを建てているからです。

現在コーワの家がもっともおすすめしたい場所は瑞樹団地。「美しいまちなみ大賞」を受賞したことで知られる瑞樹団地は、自然と街並みが調和した素晴らしい環境のところです。電線・電柱を廃し、屋根は黒瓦で統一、前庭に生垣を巡らせるなど、厳しい規定はありますが、コーワの家ではこの地に次々とモデルハウスを建築して、景観に溶け込む設計の大切さを実感していただいています。建てる端から「ぜひ欲しい」という方が現れて、お譲りしてはまた新しいものを建築するという繰り返しです。

モデルハウスの大きさは、そのまま住んでいただくのですから、生活に即したサイズです。収納も実際の生活を考えて、要所要所に十分なスペースを設けています。家具も設備も使い勝手の良いものを選んでいます。そう、コーワの家のモデルハウスは決して「つかみ」ではなく、これからはじまる生活を「実感していただく」ためのものなのです。


コーワの家のモデルハウス・上手な利用法

1. 生活シーンを体感する

コーワの家のモデルハウスは、実際にそこで生活することを前提にしています。キッチンまわりの広さ、動きやすさ、棚の高さ、収納部分の広さや奥行きなど、ご自分の生活と照らし合わせて確認してみてください。プラン集などで見るよりも、はるかにリアルに実感することができます。


2. 住まいの最新情報をゲット

コーワの家は常に新しいモデルハウスをご用意しており、私たちが良いと判断した新商品をどんどん取り入れています。住宅展示場のモデルハウスは10年くらいそのままのところが多く、新しい情報はカタログで見るだけということになりがちですが、コーワの家のモデルハウスでは実物を見て、触れて、確かめていただくことができます。

 

Panasonicのシステムファニチャー「キュビオス」

着替えや身支度ができるクローゼット

 

洗濯から収納までを行えるランドリールーム

 

Panasonicのリビングライトコントロール

「くつろぎの光」「団らんの光」「お食事の光」「パーティの光」。
シーンに合わせた光をワンタッチでコントロール

 

Panasonicの「nanoe(ナノイー)」搭載の根菜キーパーがついた大容量のカップボード

湿度を調整し、根菜類をクリーンな状態で貯蔵

 

 

3. お金のかけどころを知る

コーワの家では、お金をかけるところ、かけないところにメリハリを持たせ、総予算を抑える工夫をしています。たとえば家事室。ここはお客様の目に触れる機会の少ない場所ですので、IKEAの家具や市販のラック、フックなどを最大限に活用しています。

ただし、立っても座ってもアイロンをかけられるとか、意外に困る雑巾の収納場所がちゃんとあるとか、使い勝手の良さには手を抜いていません。モデルハウス見学の際には、女性陣はここで必ず足が止まり、次に感動の声が上がります(笑)

女性に大好評のコーワの家の家事室

 

立っても座ってもアイロンがけができるよう、高さ調整が可能


進化するモデルハウス

コーワの家ではモデルハウスを建てるたびに、前回を超えようという努力をしてきました。モデルハウスを見ていただくことイコール、コーワの家づくりのすべてを見ていただくことと捉え、社長の陣頭指揮のもと、毎回真剣勝負をしてきました。なかでも設計士、コーディネーターと社長のバトルはすさまじく、ちょっとお客様にはお見せできないほど(笑)。けれどもそのおかげで、3人は戦友のような信頼感で結ばれ、これまで建ててきたすべてのモデルハウスに強い誇りと愛着をもっています。

コーワの家がモデルハウスに施している意匠や設備は、ハウスメーカーのようにモデルハウス用の特別なものではなく、ぜひお客様におすすめしたいと心から思っているものばかり。コストパフォーマンス、耐久性、メンテナンス性も含め、プロの目で「これは」と思うものを選んでいますので、疑問に思われることはどしどしお尋ねください。

毎回、前作を超えることはかなりのプレッシャーですが、これからもその姿勢は崩しません。モデルハウスがいつも旬であること。そして、そのまま住むことができる等身大の存在であること。それは変わることのないコーワの家の信念です。

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