最初にすべきこと

  • 家づくりの進め方がわからない
  • をすればいいのかわからない
  • 費用はどれくらいかかるの?
  • 思い希望をどう伝えればいいの?

多くの人が、家づくりのスタート地点で悩んでいます。

 

はじめにクリアしておきたい2のこと

家づくりを始めたいものの、何から手を付ければ良いかわからないというみなさん。
まずはクリアしていただきたい2つのことがあります。
その2つとは『敷地』、そして『自分たちの本当の思い』です。

何それ?敷地はともかく、本当の思いって?と思われるかもしれませんね。
でも2つともとても重要なことなのです。
順を追ってお話ししていきましょう。

大事なこと① 敷地を知る

大事なこと② 自分たちの思いを知る

 

 

一つ目の大事なこと

敷地を知る

プロによる本格的な敷地調査が、幸せな暮らしにつながります

コーワの家が最も大切にしていること、それは“建てる前に敷地を徹底的に調べる”ということです。念には念を入れて調べることで、快適に暮らせるプランができたり、隣家とのトラブルを避けられたり、建てる際の想定外の出費を抑えたりすることにつながります。

家は最悪の場合、建替えることができますが、敷地は引っ越さない限り取り替えがききません。コーワの家の敷地調査報告書の分厚さを見ていただければ、敷地と、そこを取り巻く環境が家づくりの良し悪しに大きく関わっていることを、実感していただけると思います。

コーワの家の敷地調査は、「隣家とのトラブルを事前に防ぐ」「自然環境・周辺環境を把握する」「設備の状況をチェックする」ことを基本として行います。

「敷地調査をしっかりしておかないと大変!」な理由

1.隣家とのトラブルを事前に防ぐ

新しく建てた家の浴室の窓が隣家のリビングに接していた、などということになったらどうでしょう。落ち着いてバスタイムを楽しむこともできませんね。そのようなことのないように、隣家との間隔、窓の位置や高さ、エアコン・換気扇などの位置、駐車場の位置などを良く確認した上でプランニングへとつなげます。

2.自然環境・周辺環境を把握する

敷地の向きを確認し、光の道・風の道を計算して設計することで、陽当りと風通しの良い家になります。夏は南風、冬は北風と必ずしも決まっているわけではなく、地域によって独特の風向きが定まっている場合もあるので、現地調査はゼヒモノです。また自己中心的なデザインで、街並みの景観を台無しにしないよう配慮します。

 

3.設備の状況をチェックする

電柱がどこに立っているかによって、車庫の位置が変わったり、場合によっては電柱の方を移動させなくてはならないこともあります。また水道管やガス管が引かれていない場合には、道路を掘削して敷地に引き込む工事が必要となります。仮に水道管があっても昔のものではパイプ径が狭く(13mm)、現在使われている20mmものに取り換える必要があります。

本格的な敷地調査には専門的な知識と豊富な経験が必要です。建築を依頼しようと考えておられる住宅会社に声をかけ、どの程度敷地に重点を置いているかを確認してみてください。

コーワの家ではこの敷地調査を行わない限り、プランニングには進みません。ご依頼を受けてから1週間から10日で、法的な制限、必要な許可申請、隣家の状況、周辺環境、設備の状況などを記した詳細な報告書を提出いたします。

 

 

コーワの家では必ず敷地調査を行います

こんな話も・・・

大手ハウスメーカーに行って規格型のプランを気に入り、「これでお願いします」と言ったBさん。
いざ、そのプランを敷地に当てはめようとすると様々な不都合が出てきて、その都度修正を余儀なくされました。
修正部分はすべてオプション価格となり、「最初から注文住宅にすれば良かった」と嘆くことに・・・。

土地は生き物です。既成のものを無理やり当てはめるより、土地の個性を知り、それを活かすことを考えた方が結果的にうまく行くようです。

 

規格型プランだったはずがオプション対応を余儀なくされて、予想外の出費!!

事前の調査が予算オーバーを防ぎます

コーワの家が調査、調査とうるさく(?)言うのには理由があります。先に調べておくことで、発生しうる問題をあらかじめ予測し、対処法とそれにかかる費用を推測することができるからです。

もしもあなたが土地を買ってから、水道管が引かれていなかったことや、隣家との関係でプランを変更しなくてはならないことに気付いたとしたらどうでしょう。それに費やす労力・時間・費用はかなりの負担になるはずです。特に予算の問題は切実ですよね。

そのようなことのないようにするのが、住宅のプロとしての務めだとコーワの家では考えているのです。ちなみに近年義務化された地盤調査についても、コーワの家では近隣データを入手して結果を推測し、地盤改良が必要な場合にはその費用も含めて概算見積をお出しするようにしています。


 

二つ目の大事なこと

自分たちの思いを確かめる

家づくりが家族を見直すきっかけに・・・

こんな風に言うと、「家は家、家族の思いとは別のこと」とお叱りを受けるでしょうか。でも、コーワの家のお客様の中にも、家づくりのための打ち合わせを通じて、自分たち家族のことがよくわかってきたとおっしゃるお客様が多いのです。

どういうことかと言うと、「なぜ自分たちの家が欲しいのか」「なぜそれが今なのか」「家族で一緒にしたいことは何なのか」などといったことについて、スタッフにわからせようと一生懸命話しているうちに、家族のこれからについて改めて考える機会になったということのようです。家づくりって、生き方を考えることなんですねとおっしゃったお客様もおられて、私たちも身の引き締まる思いがしたことが何度もあります。

考えてみると、家族のことはいつも心の中にあっても、日々の暮らしの中、将来のことまで含めてじっくり考える機会はそうそうないのかもしれません。家族が感動を共有し、末永く仲良く暮らしていくために、家づくりというイベントをぜひ活用していただきたいと思います。

 

 

なぜ思いを確かめることが大切なのか

あれも欲しいこれも欲しいでつくった家が素晴らしい家かというと、必ずしもそうではありません。傍から見ると何だかまとまりのない、ごちゃごちゃした家になる場合が多いのです。むしろ、「人が集まる家にしたい」「子供が個室に閉じこもらない家にしたい」など、明確なテーマのある家の方が、そこに住まう人の満足度は高くなります。

私たちが「思いを確かめましょう」と申し上げているのは、「優先順位をはっきりさせましょう」と言い換えても良いかもしれません。家族みんなが「これだけは外せない」と思っていること、それを見つけ出し、かたちにすることで、家が完成した時の感動と愛着はぐんと大きなものになります。それこそが注文住宅の醍醐味ではないでしょうか。

とは言え、優先順位をはっきりさせる作業はなかなか大変です。そのための水先案内人をつとめるのが、私たち住宅会社のスタッフです。私たちは良い聞き役となることに徹し、お客様ご自身が心の奥にある願いに気付かれるお手伝いをします。もちろん、専門家としてのアドバイスやご提案はどしどしさせていただきますので、ご安心ください。

   
 
 

 

夢に導く案内書 ≪ドリームガイド≫

お客様のお話を伺う時に、私たちが使うのが≪ドリームガイドF≫というヒアリングシートです。住友林業のイノスグループが、様々な情報分析や研究の成果をもとに作ったこのシート、一見、普通のアンケートのようですが、スタッフと話しながら記入していくうちに、欲しい家のかたちがどんどん見えてくるという、なかなかのスグレモノです。

じつは、よく考えないと記入できないというところがミソ。住まいづくりを真剣に考えておられる方には「考えが整理できた」と、大変喜ばれています。

内容は(1)現在の住まいで困っていることを解決し、(2)気に入っているところはそのまま継続し、(3)新たな希望を採り入れて、プランをつくり上げていくというもの。このシートを使ったヒアリングの良さは体験してみないとわかりません。興味をお持ちの方は、ぜひトライしてみてください。

家づくりのスタートでお悩みの方、ご相談ください

敷地を知ること、そして叶えたい夢をはっきりさせること、この2つは車の両輪のようなもの。2つが揃って初めてプランニングに向けて歩み出せることがおわかりいただけたでしょうか。コーワの家ではこの住まいづくりの初期段階でつまずかないよう、お客様をサポートする体制として『敷地調査』『ドリームガイド』の2つを実施しています。

何から始めて良いかわからない、希望通りの家はどうすれば建てられるのとお悩みの方、よろしければコーワの家に一度お問い合わせください。もやもやしていたものが、すっきりしてくるかもしれません。

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