明日は、二十四節季の8番目にあたる「小満」となっています。

 

小満は、陽気が良くなり、万物に生気が充満し、草木が生き茂るという意味があるそうです。

 

江戸時代には「万物英盈満すれば草木枝葉繁る」と記されており、

 

「万物」は「宇宙に存在する全てのもの」、「盈満」は「物事が満ち溢れる様子」という意味があるそうです。

 

この頃に麦畑が緑黄色に色付きはじめ、人々の生活の糧である麦などに穂が付き、

 

ほっと一安心するという意味から「小満」になったという説もあるそうです。

 

各地の稲荷神社では、「小満祭」が五穀豊穣、商売繫盛を願って開催されたり、

 

沖縄では、次の節季である「芒種」と合わせた「小満芒種」という語があり、「梅雨」の意味と使われているそうです。

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