山田 社長 自己紹介へ

S社 ガレージ棟 新築工事の現場より

年末に基礎コンクリートの打設を行い、年明けから型枠解体・埋め戻しを行いました。

いよいよ来週より鉄骨建て方を行います。

基礎コンクリートの打設状況です。

 

今回は住宅の基礎について語ろうと思います。

まず、住宅の基礎は大まかにベタ基礎・布基礎の2種類に分けられます。

ベタ基礎とは

 建物の立つ範囲の地盤全てに、鉄筋をサイの目に組み上げ、
建物の範囲全てに、コンクリートを平らに15~20センチの厚さで流し込みます。
コンクリートが固まり次第、土台や力の掛かる部分に型枠を組み上げ、
30~40センチ程度の高さで立ち上がり生コンクリートを流し込み完了です。
ベースにコンクリートを、建物の範囲全てに流し込むことによって、
住宅に掛かる力を分散させ、住宅全体を支える工法です。
住宅の重み・地震・台風・様々な力から住宅を守る効果があります。
 ただ、ベタ基礎は布基礎に比べ大変重く、敷地の地盤が大変重要になります。

布基礎とは
住宅の重みや力の掛かる部分に、
幅40~60センチ程度の型枠の間に逆T字型の鉄筋を組み上げ、
ベースにコンクリートを流し込みます。
固まり次第型枠を組み上げ、50~60センチ程度の高さで,
立ち上がりにコンクリートを流し込み完了です。
ベースコンクリートと立ち上がりコンクリートを一体式で行う工法もあります。
 布基礎はべた基礎に比べ軽く住宅地盤に余計な力を掛けないと言われています。 
 
今回はこの辺にして次回は鉄骨建て方について書こうと思います。
ではまたお会いしましょう。
 

  

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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